【DQ7】不幸から始まるストーリー
「人は誰かになれる」
※軽いネタバレ注意
これまた懐かしい。
ドラゴンクエストのナンバリングタイトルで、初めてプレイしたのがこのⅦです。
人気ランキングを見てみるとどこのサイトでも下の方にあるこのⅦですが、私的には思い出フィルター効果もあるのか一番好きです。
先日もiOS版をダウンロードしてあっという間にクリアしました。
昔PSでプレイした人は私と一緒に思い出を振り返りましょう。
未プレイの方は是非ご参考に。
【どんな人にオススメ?】
・困ってる人を見るといてもたってもいられない人
・平凡な自分だけど、いつかは世界を救うんだ!!と思ってる人
オススメポイント①
世界には1つしか島が無いと思われている。
その小さな島の小さな漁村で漁師を父に持つ主人公。世界の広さに疑問を持った、自由を愛して止まないやんちゃ王子と、漁村の富豪のじゃじゃ馬娘と共に島の外れにある遺跡を探検していた主人公。突然光に包まれ、気がつくと見たことの無い場所に居る事に驚いた主人公。そこでやべぇ事になっていた村を見事に救った主人公。再び光に包まれいつもの島に戻って一安心主人公。ホッとしたのも束の間、今まで無かったはずの島が発見されたという報告にびっくり仰天主人公・・・!?
というストーリーです主人公。
基本的に初めて訪れる土地は何かしらワリィ奴の息がかかっていて、やべぇ事になっています。
火山が今にも噴火しそうになっているトコ、浴びると石になってしまう灰色の雨が既に降りしきった村、生まれた子供が魔物となり親元を離れていく城下町、同じ日を無限に繰り返している町・・・
とにかく皆困ってます。
そんな光景を見たら、救ってあげたくなりませんか??
道で泣いている子供がいたら、すかさず鞄から飴ちゃんを取り出してちらつかせながら案内センターに案内してしまう気性の持ち主。
道で泣いているレディがいたら、すぐさま清潔なハンカチを渡し、頬を伝う一筋の雫を優しく拭いながらホテルのラウンジに誘い、ルビーの輝きを放つワインで乾杯して笑顔に導いちゃうイケメンのあなた。
道で泣いているおばあちゃんがいたら、柔らかい物腰で語りかけて懐柔、彼女のニーズを満たす老人ホームを紹介してそのおばあちゃんどころか家族さえも幸せにしてしまう紳士。
そんな人達にオススメのゲームです。
オススメポイント②
主人公がんまぁ〜平凡。
髭ゴリマッチョの父と肝っ玉母さんにたじたじ、父を継いで本当に漁師になれるのかと心配される始末。
見た目もコキリ族よろしく緑のフードを被り、スライムの様な締まりのない表情。
勇者っぽくない主人公ランキング1位を狙える外見を持っています。
しかしながらこの主人公は侮れない。
なんとちからのステータスがDQ全主人公中1位。全くもって外見からは想像出来ないその馬力。ダーマの神殿で上位職に就こうもんなら無双します。職によって打撃も魔法も回復も完璧にこなせます。
ただの鼻垂れ坊主だった頃を知っているプレイヤー達は、いつのまにか大いに成長をしている坊主を頼もしく思うはず。
仲間たちに攻撃を任せてサポートをするも良し、傷ついた仲間の回復に徹するマザーテレサを目指すも良し、鬼の形相で魔物に鉄槌を振り下ろす鬼神を目指すも良し。
人は誰かになれるんです。
いかがでしたでしょうか。
以前FFⅦの記事を書いた時にも思いましたが、記憶を頼りに基本文字だけでゲームの良さを伝えるのって難しいですね。
あんまり紹介せずに思いついた事をダラダラ書いている感も否めません。
しかしながら貴重なお時間を割いてご覧頂いてる皆様のために、少しでも興味の湧く文章を書く事に努めたいと思います。
今日もありがとうございました。
2000/8/26
エニックス(現 スクウェア・エニックス)